用語集

このページは、koredoyo_ の記事で繰り返し使う言葉をまとめたものです。

ここにある用語は、正しいファッション用語ではなく、私が服選びや購入検証をするために使っている作業用の言葉です。

感覚だけで服を選ぶと、なぜ良かったのか、なぜ失敗したのかが残りにくい。
そのため、買い物の見立て、着用後の答え合わせ、シルエットの確認に使う言葉を、少しずつ整理しています。

買い物・検証

セーブデータ

良かった服、失敗した服の寸法・素材・見え方・負け筋を記録し、次の買い物に活かすための情報です。

服を買って終わりにせず、判断を次へ持ち越すための記録です。

祈りの買い物

画像や雰囲気だけを頼りに、「届いたら似合っていてほしい」と祈るように買うことです。

完全には避けられませんが、採寸や購入前の見立てによって、祈りの割合を減らすことを目指しています。

負け筋

購入前の時点で予想できる、失敗しそうな箇所のことです。

たとえば、股下が長すぎる、裾幅が細すぎる、素材が薄そう、クリースが弱そう、といった不安要素です。
負け筋を事前に書いておくことで、購入後の答え合わせがしやすくなります。

判断の成就

購入前の見立てと、購入後の結果がつながることです。

成功でも失敗でも、理由が分かれば次の買い物に活かせます。
単なる満足ではなく、自分の判断が検証されることを指しています。

ボトムス幾何

三幻神

私のボトムス選びの基準になっている3本のパンツのことです。

単なるお気に入りではなく、理想シルエット、採寸の再現性、狙って到達できる基準点を教えてくれた個体たちです。

内股上部に生まれる、左右の脚のあいだの空間です。

脚線を拾わず、二本の筒としてボトムスが成立しているかを見るための重要な基準です。
この間が消えると、脚同士が接触して見えたり、下半身の流れが詰まって見えたりします。

玉突き事故

生地がどこかで詰まり、その影響が別の箇所へ押し出されてシルエットが崩れる現象です。

たとえば、裾が靴に当たって生地が上へ逃げ、膝下や太ももに余計な膨らみが出るような状態です。

クリース適性

クリースが入っているかどうかではなく、そのクリースがどれだけ維持され、シルエット形成に効き続けるかを見る基準です。

薄い生地や柔らかい生地では、クリースが入っていても保管や着用で消えやすい場合があります。

終点シルエット

一日の活動後、街の鏡やガラスに映ったときに確認される最後のシルエットです。

履き始めの見え方だけでなく、歩く、座る、しゃがむ、動くといった日常動作の後でも納得できるかを見るための基準です。

運用・心理

死蔵

気に入っているのに着ていない服が、クローゼットの中で止まり続けている状態です。

着用頻度が低いこと自体が問題なのではありません。
用途があり、実際に使われるなら低頻度でも死蔵ではありません。
問題は、気に入っているのに生活へ降ろせず、次の買い物まで妨げてしまう状態です。

仮説の答え合わせ

購入前に立てた見立てを、実際に着て確認することです。

画像、寸法、素材表記、クリースの有無などから「こう見えるはず」「ここが負け筋になりそう」と仮説を立て、購入後にその予測が当たったか外れたかを確認します。

目的は、その服が成功だったか失敗だったかを感情だけで決めることではありません。
当たった理由、外れた理由を記録し、次の買い物に使えるセーブデータへ変えることです。

服を「自分を良く見せるかどうか」だけで裁くと、失敗を知るのが怖くなり、死蔵につながることがあります。
一方で、仮説の答え合わせとして着ると、失敗しても検証結果として回収できます。

おしゃれ総量

その環境が受け止められる、おしゃれの主張量の上限です。

職場、地域、年齢、家庭、関係性、生活圏などによって変わります。
明確なルールがあるTPOとは違い、自分で探る必要がある容量として考えています。

おしゃれ充足量

自分が実際に服装へ注いでいる、おしゃれの主張量です。

好きな色、素材、加工、アクセサリー、靴などを入れれば充足量は上がります。
ただし無制限ではなく、自分や環境が処理できる量を超えると、過剰に見えたり、苦しくなったりします。